ロシア太平洋艦隊です。ロシア海軍ではない為、空母はいません。水上艦５・揚陸艦１・
潜水艦３で構成されています。水上艦には限定的な能力しかない露式イージス艦しか
ない為、対空火力は貧弱です。しかし初登場の「Ｃ」タイプのＳＳＭは迎撃されやすいと
いう難点はありますが、非常に強力な火力を持っています。ロシア太平洋艦隊には３隻
の潜水艦が収録されており、いずれも強力な火力を誇ります。この３隻の潜水艦が攻撃
の要になるでしょう。揚陸艦の性能は芳しくないので「上陸作戦」実現はかなり難しいで
しょう。
＜オーストラリア海軍＞
オーストラリア海軍の艦船は、水上艦５・空母型揚陸艦２・潜水艦２で構成されています。
空母型揚陸艦は本ゲーム初登場の「ハイブリッドキャリアー」の事で、軽空母と強襲揚陸
艦の2つの能力を併せ持つ艦艇です。通常は空母として運用し、「上陸作戦」時は揚陸艦
として運用する事ができます。但し「上陸作戦」が終わると当然除去しなくてはならない為、
使い所は難しいです。またスペイン海軍の「アルバロ・デ・バサン」級をベースとした「パー
ス」級イージス艦は日韓のイージス艦より多少性能は劣りますが（４発迎撃→３発迎撃）、
ゲーム上それ程の差はない位強力な対空火力を期待できます。ちなみに空母型揚陸艦
「キャンベラ級」もスペイン海軍の「ファン・カルロス１世」級をベースにしています。攻守に
バランスの取れたオーストラリア海軍はかなり強力な艦隊となっています。
＜台湾海軍＞
台湾海軍の艦船は、水上艦７・揚陸艦１・潜水艦１で構成されています。台湾海軍は、
元米海軍のキッド級の「基隆（キーラン）」級が攻守の要になります。イージスシステム
は搭載していませんが、基隆級はそれに準じる能力があるので「準イージス艦」として
２発迎撃可能としました。従って日韓豪よりは劣りますが印中よりは対空火力は上です。
ＯＨペリー級の準同型艦として建造された「成功（チェンクン）」級はAD-SAMを有してお
り基隆級を補完する対空火力を期待できます。台湾海軍の特徴は「ＶＰの安さ」です。
全体的に低いＶＰ値になっている為「狙われにくい」のが特徴になっています。攻撃力
は高くありませんが、狙われにくい特徴を生かしてコツコツ稼げばかなりのＶＰを獲得
できるかと思います。
＜ベトナム海軍＞
ベトナム海軍の艦船は、水上艦５・揚陸艦１・潜水艦３で構成されています。しかし、ベト
ナム海軍はイージス艦はなく、フリゲート艦も２枚しか入っていません。では残りの水上
艦は何かというと…本ゲーム初登場の「ミサイル艇」です。ミサイル艇は２隻で１枚の艦
船カードになっており、「ＢＢ」等のＳＳＭカードをミサイル艇１枚で発射できたり、２枚の
ＳＳＭカードをミサイル艇１枚で発射が可能という攻撃力に優れたカードです。但し耐久
力は低く、対空火力はＣＩＷＳ位しかない為、攻撃されたら終わりです。ベトナム海軍は
一般的な中小国海軍にありがちな「AD-SAM搭載艦を持たない海軍」なので、水上艦
が生き残れる可能性はかなり低いです。しかしベトナム海軍は潜水艦が３枚入ってい
ます。しかも耐久力に優れるロシア製の改キロ級が３枚です。一応全滅してもこのゲー
ムは終了条件ではあるものの全滅ペナルティはあるものの高い攻撃力で十分稼いで
から散ってくださいw
